「ひっかき傷だらけの心は」

皆さん、今晩は。
いやはや、気が違ってる最近。他人の気を、悪い気をうつされちまってる。
幸せを願ってたはずの人の、不幸を望んでんだもの。
大丈夫か?皆が走る世の中だけど。僕は、私は、ワタクシは、
スローに。スロームーヴメントで、ひたすら亀の様に。ジンベイザメの
様に、大きく、ゆっくりと進むよ。僕は。
おもしろいことに気が付いた。すなわち、二年前と同じ、状態だ。
ここに上手く書けるかな。つまり、愛してた人を憎んでいる状態なん
だ。彼女の悲しんでいる顔がとにかく見たいのさ。誰か、他の男と話し
て笑ってる彼女の声を聞くと、気持ち悪って思っちまうのさ。彼女に
こっちを見られると、うっとおしい、どっか行け、消え失せろとか思っちまうのさ。
15%の冷静な俺は気が付いてる。 本当はそうやって彼女の気を引きたい
だけ。しんどい、疲れてる自分のこと、気にかけて欲しいから、そんな態度
とるんじゃないか?って。 ああ、気付いてしまったか自分よ。もう、
どうしたらいいの?! ああ、本当にさ!
彼女、本当に気になるんだ。彼女の笑い声、本当に、俺の心のセンサー
にひっかかるんだ。そうすると、だな、疲れてる時なんか、気違いになり
そうなんだよ。ねえ、君 本当なんだ。 でも、彼女の悲しい顔は見たく
ないのさ。どうしたらいいんだよ!本当に。俺の心を全部あげるから、
俺の心をあげるから、俺を満たしてくれないか。俺の心を君にあげようか。
―12/11(木)

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