薄曇りの空に広がる夜空
重い足を踏み出して歩く
ビルの屋上からダイブした。
無重力と重力を感じていつまでもどこまでも
橋の上からダイブした。
ドボンと水の中に落ちた
派手な水飛沫を上げて
その時生まれる新しい僕
いつまでもどこまでも
道で途中で倒れ込んで横たわった。
アスファルトの音を聞いて、
地球は円かったと気付いた。
そうやって呼吸をして
夢から覚めて夢を見て
覚めた夢を見て夢に起きた。
夢で生きて、夢で死ぬ
でたらめに番号を押してかけた電話
誰も出なかった。いつまでも、どこまでも
いつか旅立とう僕らの世界へ―8/31(月)